2025.05.15

つつじ

野下晴夫

つつじ  東京支部  野下晴夫
 主にアジアに広く分布しネパールでは国花となっています。4月の春先から6月の初夏にかけて漏斗状の特徴的な花(先端が五烈している)を数個枝につけます。つつじは漢字では躑躅と書きますが語源は立ち止まる、佇むという意味で見る人が足を止める程美しいと言われています。西洋ではアジアから持ち込まれたつつじが園芸化されベルジアン・アザレアと呼ばれ鉢植えものとして大量生産され人気を誇っています。

 つつじ全体の花言葉は「節度」、「慎み」と言われ、赤いつつじの花言葉は「恋の喜び」、白いつつじの花言葉は「初恋」と言われています。似たような花でさつきがありますがつつじが早く咲き、花や葉がさつきより大きいことから見分けはつくと思われます。今自宅周辺でもつつじが満開で心を潤してくれます。

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