2025.06.19
四日市港の2つの可動橋とまち巡り
中部支部
中部支部 歩こう会
2025年6月歩こう会報告「四日市港の2つの可動橋とまち巡り」
開催日:2025年6月12日 案内人:犬飼宏好、青木豊彦
6月の歩こう会は「四日市港の2つの可動橋とまち巡り」と題して、三重県四日市市を散策しました。
開催日は6月12日(木)、参加者は22名でした。梅雨の合間の天気に恵まれ予定通り開催することが出来ました。JR四日市駅からスタートし、四日市市街を海に向かって歩きました。そして、国重要文化財の「潮吹防波堤」に到着し、その歴史や構造(二こぶラクダのような断面)を説明しました。また、近くのプールに防波堤のレプリカがあり、実際にポンプで波を起こし、波の力を防波堤が受け流す様子を見ることができました。
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潮吹防波堤(国の重要文化財)

稲葉翁記念公園内の潮吹防波堤レプリカ
しばらく海岸沿いに歩き、工業団地内を通り抜け、一つ目の可動橋「臨港橋」に到着しました。この橋は船の往来に合わせて道路が持ち上がる橋で、事前に撮影した動画を見てもらいました。少し離れたところに二つ目の可動橋の国重要文化財「末広橋梁」があり、こちらは昭和6年に製作された現役最古の鉄道可動橋です。普段は中央部の橋桁をワイヤーで巻き取り、80度ほどに跳ね上げた状態で、貨物列車が通る際に降ろしています。この上げ降ろし作業を1.5kmほど離れたJR四日市駅に勤務する職員さんが担当されているそうです。
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臨港橋(跳開式可動橋)
二つの橋を見た後はスタート地点のJR四日市駅に向かい、少し休憩した後、近鉄四日市駅まで移動して昼食となりました。お楽しみの昼食は和食を食べるグループと「トンテキ」を食べるグループとに分かれましたが、22名の参加者のうち17名が「トンテキ」でした。「トンテキ」は、「トン(豚)」と「テキ(ステーキ)」からなる言葉で、厚い豚ロース肉をニンニクと一緒に濃い目のたれでソテーした四日市のご当地グルメで、皆さん堪能されたと思います。
全行程は約6kmでしたが、前日までの梅雨空が嘘のように晴れ、海岸沿いの美味しい空気と四日市グルメを満喫できた歩こう会でした。
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四日市グルメのトンテキ(トンテキ屋ちゃん)