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2025.11.14

啄木鳥会2025年度11月度活動報告

東京支部

11月度句会当日の東京は、久しぶりに朝から晴天の一日でしたが、初冬の佇まいで、今年の秋の短さを痛感する一日でした。
参加された皆様は大変お元気な様子で、和気藹々の楽しい会でした。句会では、全員が投句され、投句された句を山田閏子先生に推敲いただきました。
今月度の兼題は「綿虫」「山茶花」と「小春」でした。各自がそれぞれ5句を投句し、山田先生に添削を戴いた上で、お一人一句の優秀句を選定していただきましたので、以下に紹介させていただきます。(文責)啄木鳥会  矢治

山田先生 歩くこといとはぬ八十路街小春
矢倉乱白 小春日の信州の旅日は山に
矢治宏風 今日もまた我の役目か落葉掃き
田中道舟 白雲や暑いだけなる秋の去りぬ
海外夢涼 からからと道を横切る落葉かな
松野馬笑 小春日や踏み込むペダル軽やかに
小泉山月 熊罠を仕掛けて里の静もれる
斎藤光星 小春日や大地を低く蝶飛べり
重田遊糸 山茶花や眼鏡を代えて見入りたり
屋代弁采 ふるさとの訛りの電話小春の日
吉武霞洞 小春日や妻と並びて縁に座す
福井彩華 立冬の丸き月なり朝ぼらけ
阿部晧月 軽やかにジャズの流るる小春空
本藤水月 鳴き真似に振り向く猫や小六月
小川哲州 さざんかや洪鐘の音にこぼれゐし
小島芒埜 むらさきの花籠供え小六月
飯弘弘伸 日当りに山茶花のあり冬の朝

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