2026.06.10
啄木鳥会2026年6月度活動報告
東京支部
6月10日(水)の啄木鳥会は、東京でも梅雨入りだと実感できる朝でした。しかし、句会終了後は久しぶりに晴れて明るい太陽を見る事ができた一日でした。
投句された方、全員の句を山田閏子先生に推敲いただきました。今月度の兼題は「南風」「梅雨晴れ(間)」と「木下闇」でした。各自がそれぞれ5句を投句しましたが、山田先生に添削を戴いた上で、お一人一句の優秀句を選定していただきましたので、以下に紹介させていただきます。(文責)啄木鳥会 矢治
山田先生 池尻の水音高き木下闇
矢倉乱白 開きたる窓より夜の南風
矢治宏風 紫陽花の色それぞれに揺るる庭
田中道舟 埃舞ふ快晴という大南風
海外夢涼 十薬の瓦礫の間は小さきかな
松野馬笑 梅雨晴れや髪短めの若づくり
小泉山月 短夜や朝湯に辿る石畳
斎藤光星 弓の的にらみて一矢青嵐
重田遊糸 白き帆や南風を孕み疾走す
吉武霞洞 黒揚羽もつれては離る給水塔
福井彩華 紫陽花の可憐に色の始まりし
阿部晧月 梅雨晴や濁れる川に富士迫る
本藤水月 木下闇足を早めに峠道
小川哲州 梅雨晴れ間鼻歌こぼし物干場
小島芒埜 大南風彼方見つめる龍馬像