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2026.10.15

啄木鳥会2026年度10月度活動報告

東京支部

今月度の句会は、合宿に替わっての集中稽古会として、3部に分けて行われました。午前に行われた第一句会は事前に兼題が出され5句を作句する句会で、午後の第二句会、第三句会は当日に兼題が出され、それぞれ3句を作句し、合評する形式で行われました。
第一句会での兼題は「鳥渡る」「芒」と「夜寒」で、5句を作句して句会場に参集し、山田閏子先生に添削を戴きました。紙面の関係で、第一句会での結果のみ紹介します。山田先生にお一人一句の優秀句を選定していただきましたので、以下に紹介させていただきます。 (文責)啄木鳥会  矢治

山田先生 独り居のまとふひと間の夜寒かな
矢倉乱白 夕映の山城掠め鳥渡る
矢治宏風 川波に躍る午後の日鵙の声
田中道舟 夜寒かな真夜のトイレの二度三度
海外夢涼 昼開けし窓閉め忘れ夜寒かな
松野馬笑 一人居の摘むはオリーブ夜寒かな
小泉山月 残すものなにひとつなく芒散る
斎藤光星 水澄みて水に覚悟のやうなもの
重田遊糸 子と二人夫を待ちたる夜寒かな
福井彩華 穂芒の穂先を誘う風そよぐ
吉武霞洞 修復の五重塔に鳥渡る
阿部晧月 観音の足許そよぐ芒かな
本藤水月 風止みてなほざわざわと叢芒
小川哲州 妻の手をとりて芒の小径ゆく
小島芒埜 朝もやの水面蹴立てて旅の鳥

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