2026.05.13
啄木鳥会2026年5月度活動報告
東京支部
啄木鳥会5月13日(水)は、春爛漫の穏やかな一日でした。
山田閏子先生より、上梓された句集「深見けん二の百句」を全員に贈呈いただき、深見先生の話題で盛り上がり、山田先生のご指導のもと和気藹々の句会でした。
今月度の兼題は「若葉」「蕗」と「新茶」で、この兼題を使った句を含めて各自が5句を投句しました。投句された会員の作品のうち、山田先生に添削をいただいた上で、優秀句を以下に紹介させていただきます。 (文責)啄木鳥会 矢治
山田先生 母の日の母のふるまふ鰻かな
矢倉乱白 秋田蕗大葉を転がる雨雫
矢治宏風 しゃきしゃきと蕗の煮物や山の宿
田中道舟 一時の贅よ新茶の玉露汲む
海外夢涼 新緑や幼なき顔の六地蔵
松野馬笑 若葉かげコゲラ飛び交う昼下がり
小泉山月 山荘の窓まで伸びる若葉かな
斎藤光星 新緑の影をまとうて車椅子
重田遊糸 蕗の薹刻むそばから匂い立つ
吉武霞洞 山荘の庭さき蕗の盛なる
福井彩華 木洩れ日の届かぬほどの若葉かな
阿部晧月 新茶汲む色とりどりの湯呑かな
本藤水月 紅薔薇の散りし花びら紅深き
小川哲州 新茶汲み父母の遺影に供へけり
小島芒埜 友遠来何はともあれ新茶淹れ