2025.09.22

NHK朝ドラ「あんぱん」の主人公と[E]創業者 内藤豊次翁の物語

NHK朝ドラ 「あんぱん」の主人公 と [E]創業者 内藤豊次翁の物語

NHKの朝ドラ第112作目の「あんぱん」は令和7年3月31日より放送が開始されて居り、24週目に入りました。主人公はあの幼児童話マンガ「アンパンマン」の原作者 柳井嵩(本名:やなせ たかし 柳瀬嵩)とその妻 (のぶ 暢) の物語である。

やなせたかし氏は日本橋の製薬会社である田邊元三郎商店の宣伝部でデザイナーとして仕事をされていたことがあるそうです。同じころ、[E]創業者内藤豊次翁は田邊元三郎商店の宣伝部長をしておりました。創業者が陣頭に立って厳しく宣伝部を指揮していたと、朝ドラ「あんぱん」の脚本家中園ミホ氏の知人でもある梯久美子の著書 『やなせたかしの生涯~アンパンマンとぼく』 (文春文庫、2025)に書かれています。内藤豊次翁のエピソードも書かれていますので、ご興味のある方はこちらの書籍もご参照ください。

私は1960(昭和35)年3月下旬、[E]に入社して研究開発部に配属されました。入社2年目頃には、先輩社員達が担当している新製品のパンフレットや業界誌新発売広告&新聞広告等(医療用医薬品・局所麻酔薬『エピロカイン』や睡眠薬『ハイミナール』etc.)の制作のお手伝いをして居りました。

ところが先輩達は内藤豊次社長の前で、これら宣伝物の校閲を得るのに、新人の当方に持って行かせて、OK(校了)を貰ってくるようにと促された。それで、おそるおそる社長の前で簡潔に説明して、朱筆を入れて戴き、持ち帰ることが度々在りました。今、想い返すと面映ゆく、なんとも懐かしく存じます。

[E]昭和35年入社組(‘60会) 代表幹事 若林高明(元 動物薬担当)

追補:
① 梯久美子〔かけはし くみこ〕:1961年熊本県生まれ、
北海道大学文学部卒業後、やなせたかしが編集長を務めた 雑誌『詩とメルヘン』の編集者となる。40代でノンフィックション作家としてデビュー、『散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道』(新潮社、2005年/新潮文庫、2008年)で大宅宗一ノンフィクション賞を受賞。

② 昭和の時代の[E]の毎月の〆日は、20日〆であった。
給料日:毎月20日。

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