2026.09.09
啄木鳥会2026年度9月度活動報告
東京支部
東京ではここ数日秋雨の続く天気で、昨夜は都内の一部で線状降水帯が発生した所もありましたが、句会当日は何とか晴れ間も見ることが出来る一日でした。
句会では、投句が可能な全員が投句され、山田閏子先生に推敲いただきました。
今月度の兼題は「鰯雲」「夜食」でした。この2兼題で3句を作句して会場に参集し、当日山田先生から席題として「秋の雨」「残暑」「秋の虫」が出され、各自が5句を投句し、山田先生に添削を戴いた上で、お一人一句の優秀句を選定していただきましたので、以下に紹介させていただきます。(文責)啄木鳥会 矢治
山田先生 雨に鳴く虫ほそぼそと夜となりぬ
矢倉乱白 日は山へ紅き小波鰯雲
矢治宏風 麻雀をしつつ忙しき夜食かな
田中道舟 秋やさい盛って朝餉をたいらげし
海外夢涼 労ひの言葉かけられ残暑かな
松野馬笑 夕焼の浅間にかかる鰯雲
小泉山月 名月と呼びかけながら庭に出る
斎藤光星 生身魂何処へ行くや杖の音
重田遊糸 鰯雲還暦迎えしみじみと
吉武霞洞 鍛錬会終へて夜食の塩むすび
福井彩華 青空にパズルのような鰯雲
阿部晧月 卓袱台に母の置きたる夜食かな
本藤水月 夜食にと軽めに結ぶ握り飯
小川哲州 涯しなき空いっぱいの鰯雲
小島芒埜 お疲れと一言掛けて夜食かな