2026.07.08
啄木鳥会2026年7月度活動報告
東京支部
東京では、梅雨真っただ中という雨と曇りの日が続いておりましたが、句会当日は久しぶりに朝から太陽の光を浴びることのできた一日でした。
出席された方と欠席投句された方、全員の句を山田閏子先生に推敲いただきました。今月度の兼題は「雲の峰」「草刈り」と「滴り」でした。各自がそれぞれ5句を投句し、山田閏子先生に添削を戴いた上で、お一人一句の優秀句を選定していただきましたので、以下に紹介させていただきます。 (文責)啄木鳥会 矢治
山田先生 子規虚子を生みし山河や雲の峰
矢倉乱白 夕暮れの山々眺め登山小屋
矢治宏風 今日もまた八十路の歩み雲の峰
海外夢涼 雨蛙匍匐前進虫狙ふ
松野馬笑 我れ負けじあの逞しき雲の峰
斎藤光星 何もかも名のある花も草刈機
重田遊糸 滴りの周り鮮やか苔むせり
吉武霞洞 峰雲や金剛峯寺に大峰に
福井彩華 刃こぼれの鎌を巧みに草刈女
阿部晧月 観音の背に沸き立つる雲の峯
本藤水月 滴りを遮る小さき手を伸ばし
小川哲州 谷戸奥の青葉したたる円覚寺
小島芒埜 億年の絶えぬ滴り秋芳洞