2026.09.11

土地改良事業の推進

羽賀隆司

/中部支部  羽賀 隆司

/土地改良は現在耕作している田をもっと大規模にして効率的にできるようにする事業です。

事業主体は岐阜県営事業として行われます。費用は国、県、市の補助金により行われます。

私たちの地元では土地改良事業として、①パイプラインの敷設により、バルブ一つで水が引けるようにする➁田を区画拡大する。現在1反(1000㎡)~5反を基本に拡大する③暗渠排水の改良(水はけをよくすること) 、この3つの事業を目的にしております。

この事業は2017年に検討を開始しました。まずは土地所有者の意向確認から行い、土地地権者185名の同意が必要となります。全員に同意を貰うのが大変な作業で、弁護士に相談したりして何とか同意を得ました。又、地元負担金がゼロに出来るように、地権者の方に土地を全部中間管理機構に預け入れることを推進し、営農組合が全部耕作することにしました。作付けしたい農家の方は営農組合から借用して耕作してもらう仕組みにしました。これにより施工費がいくらになろうとも安心して推進することができます。

又土地改良をしてもらうためには土地改良組合からの申請が必要となります。私たちも会員である既存の土地改良組合に話を持ち掛けてお願いしましが同意を得られませんでした。新たに地元で岐阜市下城田寺土地改良組合を設立し申請することにしました。こうしてやっと土地改良が始められることになりました。

土地改良の概要

対象面積 48ha  

当初の工期2022年~2028年 現時点で2032年になり4年遅れ

施工費用 当初7.8億円 現在諸物価高騰及び材料入手困難などもあり13億円にUP 

私自身は米作りをしていませんが、地元の農地を未来も守り続けられるようにとの思いで、土地改良組合の理事長を引き受け、岐阜県農林事務所の窓口として日々協議などを行っています。農家も高齢化で担い手がいないのが現状であり、土地改良により少しでも楽に効率的に魅力ある農業になっていくように願っております。私が元気なうちに早く完成して運用できるように岐阜県にお願いしているところです。

文字の大きさ